「靴を履こうとした瞬間に背中が痛くなり、そのまま動けなくなった…」
実は私自身も5年ほど前、この時期に同じような経験をしました。
出勤前、自転車のカゴにカバンを片手で放り込もうとした瞬間、左側の背中に激痛が走りました。
呼吸をするのもつらく、その場で数分間うずくまるほどの痛みでした。病院には行かず仕事を続けましたが、違和感や痛みは2週間近く続いた記憶があります。
背中の激痛の原因は?
腰で起これば「ぎっくり腰」と呼ばれますが、背中でも同じような急性の痛みが起こることがあります。
一般的に考えられる原因としては、
- 背中の筋肉の過度な緊張や損傷、けいれん(ぎっくり背中)
- 肋間筋(ろっかんきん)の損傷
- 肋骨や肋軟骨周辺の微細な損傷
- 背骨や椎間板への負担
などがあります。
これらはレントゲンでは異常が見つからないことも少なくありません。
なぜ突然起こるのか?
特に気温が下がる時期は筋肉が硬くなりやすくなります。
さらに、
- 地面が固い場所などで長時間同じ姿勢を続ける(猫背姿勢)
- 疲労が溜まっている
- 普段しない動作を急に行う
といった条件が重なると、ちょっとした動作でも痛みが出やすくなります。
実際に、
- 靴を履こうとした
- カバンを持ち上げた
- 洗濯物を取ろうとした
- 下の物を拾おうとした
など、日常の何気ない動作がきっかけになることが多いです。
猫背も大きな原因のひとつ
現代人はデスクワークやスマートフォンの使用で猫背になりやすい環境にあります。
猫背が続くと背骨や椎間板に負担が集中し、背中の筋肉も常に引っ張られた状態になります。
その結果、疲労が蓄積し、ある日突然「ぎっくり背中」として症状が現れることがあります。
予防のポイント
予防で大切なのは、普段から背中を伸ばす習慣をつくることです。
疲労がたまっているときは特に注意が必要です。痛みがない時期であれば・・
- ストレッチポールの上に仰向けで寝る
- 丸めたバスタオルを背中の下に入れる
など背骨の柔軟性を高めることをがおすすめします。
1回5〜10分程度でも十分効果が期待できます。
ただし、痛みが強い時は無理に反らさず、症状が落ち着いてから行いましょう。
まとめ
突然起こる背中の激痛は、「ぎっくり背中」と呼ばれる筋肉や肋間筋のトラブルであることが少なくありません。
- レントゲンでは異常が出ないことも多い
- 猫背や長時間の同じ姿勢が原因になる
- 気温低下や疲労の蓄積で起こりやすい
- 普段から背中を伸ばす習慣が予防につながる
「少し背中が張っているな」「最近猫背が続いているな」と感じたら要注意です。
日頃から背中の柔軟性を保ち、突然の激痛を予防していきましょう。




