こんにちは、三重県木曽岬町「すこやか接骨院」の院長です。今回は、ふくらはぎの痛みでお困りだった79歳の女性患者さんの事例をご紹介します。この症例は、ふくらはぎ自体だけでなく、全身のバランスに注目して治療することで改善したケースです。同じような症状でお悩みの方に役立つ内容になればと思います。
治療前の患者さんの状態
患者さんは、左ふくらはぎの痛み、腫れぼったさ、重だるさ、足部のしびれで来院されました。症状は以下のようなものでした:
• 5分歩くと左ふくらはぎが腫れぼったく感じ、足全体がだるくなる。足部のしびれも強くなる。椅子に腰掛けたり休むと症状が軽減する。
• 買い物カートを押して歩くと楽にどこまでも歩ける。
• コルセットを装着すると、腰が安定するとのことで歩行距離が伸びる。
2週間続く症状で、日常生活では買い物に行くのにカートを押さないと歩けないことや、初詣に行きたいので長い時間歩けるようになりたいとのことでした。支障をきたしていました。
治療内容と工夫
- 全身の状態をチェック
まず、骨盤・背骨・首周りを含めた全身のバランスを評価。特に骨盤の歪みや背骨周辺の筋緊張が、ふくらはぎの症状と関連していることを確認しました。マッサージとストレッチ患部への直接治療だけでなく、以下を重点的に行いました:
• 骨盤や背骨周りの筋肉を緩める筋膜リリース。
• 全身の筋膜の連動性を意識したストレッチ。
- 患者さんのセルフケアを指導
治療効果を持続させるため、簡単なストレッチを指導しました。特にふくらはぎと骨盤周りのストレッチを習慣化することを提案。
治療結果
4回の治療で以下のような変化が見られました
• 症状が大幅に軽減し、スムーズに歩行できるようになった。
• 腫れぼったさやしびれ感が軽減した。
• 足全体のだるさも解消し、日常生活が快適になった。
治療が効果的だった理由
・血流の改善:骨盤や背骨周りの筋肉を緩めることで、下肢への血流が回復し、痛みやだるさが軽減しました。
・筋膜の連動性を整えた:全身の筋膜が正常なテンションを取り戻し、ふくらはぎの負担が減りました。
・神経圧迫の解消:背骨や骨盤の調整で神経への圧迫が軽減され、しびれや痛みが改善しました。
セルフケアのポイント
治療効果を維持するためには、以下のセルフケアがおすすめです。
① ふくらはぎのストレッチ
壁に手をつき、片脚を後ろに伸ばしてアキレス腱を伸ばします。左右20秒ずつ行いましょう。
② 骨盤まわりのストレッチ
仰向けで寝た状態で片膝を反対側にひねるようにして背骨を伸ばします。左右20秒ずつ。
③ 足裏の筋膜リリース
テニスボールを使い、足裏を軽く転がして筋膜をほぐします。1日3分程度でOK。
絶対に強くやりすぎないようにしてください、逆に筋肉が硬くなることがあります。
まとめ
全身のケアでふくらはぎの痛みを根本から改善。ふくらはぎの痛みだからといって、そこだけを治療するのではなく、全身のバランスを整えることが重要です。骨盤や背骨、首の状態をチェックし、全体的なつながりを考慮することで、短期間での改善が可能になります。
もし「何をしても良くならない」とお悩みの方がいらっしゃれば、一度「すこやか接骨院」にご相談ください。痛みの原因を一緒に解決していきましょう!
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桑名郡木曽岬町、桑名市長島町、桑名市、愛知県弥富市、飛島村でふくらはぎの痛みでお悩みの方は是非とも当院にご相談ください。
すこやか接骨院ではふくらはぎの痛みに関する専門的な施術を行っており、筋膜リリース・神経整体で早期に痛み改善を目指します。
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