
すこやか接骨院のブログです
主に小6~中3までの子供が腰が痛い時訴えた時はどのようなことが考えられて、どのようような症状であれば医療機関へいくべきか、実際の症例とともに紹介します。
小6〜中3の間に腰に痛みを感じたら早期に医療機関を受診することをオススメします。初回の痛みであれば、早期の腰椎分離症(疲労骨折)の疑いがあるからです。特に下記の項目の中で1つでも当てはり腰痛があれ、受診をしたほうがよいでしょう。
・運動時の痛みがある:立位で腰を後ろに反らす、捻る、横に倒すのいずれかの動きで痛みが強なくる。
・体が硬い子:太ももの裏側の筋肉が硬くて、立位で前屈して床に指先が届かない。
・スポーツで疲労が蓄積している:目安として運動を週15時間以上している
・痛みに我慢強い:注射や歯医者も平気な子
・痛みが良くなっていかない:痛みだしてから1~2週間安静にしているのに運動時の痛みが変わらず続いている
1番怖いのは分離症があるのにその時、自然に放置していたらたまたま腰の痛みが落ちついて、(分離しているから痛い訳ではない)そのあと再びちょっとしたキッカケでまた痛い、楽になるを繰り返して、分離症が徐々に進行していことです。(小6〜中1〜2の初回の腰痛の場合M R Iという精密検査をしないとレントゲンだけではほとんどわかりません、MRI検査も子供医療の対象になるところが多いと思います)

早期に発見された場合は一般的な治療として硬性コルセットで固定をします。その間にコルセットをしたまま上肢や下肢を動かしたり、早期の骨癒合を期待して超音波治療器(オステオトロン)を患部にあてたります。2~3か月固定し骨癒合していれば骨の部分は完治されることが多いです。コルセットを外してからは、今まで固定して固まっていた部分を動かしたり、下肢の柔軟性を高めたり、下肢体幹などの筋力強化を競技レベルにあわせて行っていきます。

先日当院に来院された子は中1の男子でサッカーと陸上部です。サッカーの練習で走っていると、徐々に腰の真ん中に痛みが出現してきたとのこと、腰を反らした痛みがあり、腰の一番下の骨の横を押さえた痛みが強くあった。当院で2回施術をしたところ、腰の痛みが半分以下になった。しかし、腰椎分離症という疲労骨折の可能性もあると判断した為、病院へ紹介状を書き診察に行ってもらった。
結果は、MRIの検査で分離症はなかったので、接骨院の先生と相談してスポーツを再開していってくださいと、整形外科医師に言われたとのことで再び来院された。現在は1週間後に控えたサッカーの公式戦の為、出場にむけて調整中です。
このように、病院で検査をしたほうがよいものか、筋肉や姿勢に由来するのもので、接骨院で治療をしたほうが競技に早期に復帰できるものかを、判断して適切な対応をしていくことが大切です。
桑名郡木曽岬町、桑名市長島町、多度町、愛知県弥富市、飛島村で腰椎分離症でお悩みの方は是非とも当院にご相談ください。
筋膜リリース・神経整体で早期に改善を目指します。
すこやか接骨院はあなたにいちばん近く地域で信頼される接骨院を目指しています。