身体障害者用駐車スペースについて

国際シンボルマーク
身体障害者用駐車スペースに一般の車が駐車しているのを見て、なんだか悲しい気持ちになりませんか?
このようなマークが駐車スペースに書いてある場合は、その場所は身体障害者用の駐車スペースです。
お店などでは、入り口に一番近い場所にあることが多いですね。
でもどうしてこのようなスペースが必要か知っていますか?
お店から近い場所に作って手間を少しでも少なくするため?
確かにそういった意味もあります。
でも本当の理由は、広さにあります。
身体障害者用駐車施設の幅は、高齢者・身体障害者、特に乗降幅の必要な車いす使用者の乗降が可能となるよう、幅 2.1m 程度の車体用スペースに、車いす使用者が転換できるとともに介護者が付き添える 1.4m 以上の乗降用スペース幅を加えた3.5m 以上を確保する。国土交通省 自動車駐車場参考
ある一定の広さがないと車いすが置けず、車から降りることが出来ないのです。
スーパーなどで障害者スペースに一般に車が置いてあると、車いすの方は買い物に来れません。
近いからと言って障害者スペースに車を止めるドライバーはこのことをしっかり理解して次からは一般のスペースに止めましょう(*^-^*)