こんにちは、はな接骨院の花井です。

今回は、いつもお世話になっていた患者さんが亡くなってしまったので、ふとこのような記事を書くことにしました。

まずはじめに、とてもお世話になりました。ご冥福をお祈りします。

死亡カルテとは

その名の通り亡くなった方のカルテです。正式名称は分かりませんが、僕は前勤めていた病院でこのように呼んでいたのでそのまま使っています。

もう一生使うことはないカルテですから、普段使うカルテとは別の場所に置いておきます。

接骨院ですから高齢者も多く、ときどき亡くなった知らせを聞いてカルテを別の場所に移します。

はな接骨院では、裏の倉庫の棚の中にしまうようにしています。

思いかえる仕事です。

接骨院ですから入院施設はありません。ですので亡くなった知らせは、知り合いの方や患者さんの話によって耳に入ります。

「最近来ないなぁ」と考えていた方や、または体調が優れていなかった方は「やっぱりか、」と思うこともそれぞれです。

縁があった方です。亡くなった知らせを聞いたときは寂しいものです。

死亡カルテにすることは、その方を考える一つのきっかけになります。

返せなかった恩

自分で商売をしていると、周りの方に助けてもらわないと続けていけません。

患者さんであったり、業者さんであったり、近所の方であったり、家族であったり。

特に接骨院の場合は、規模が小さいですから、お世話になる方は限られてきます。しかし、その分限られた方に大きな助けをしてもらうことも少なくありません。

今回亡くなった方も大きな助けをしてくれた一人でした。

とても返せる恩ではなかったのですが、少しでも恩返しできなかったことが少し残念です。

死亡カルテの行方

あなたはどうでしょうか。人がなくなると少なからず僕の様に「恩が返せなかった」、「お礼が出来なかった」などを思うことがあるのではないでしょうか。

僕の場合は死亡カルテと言う仕事の中でこのように考えることがあります。

お世話になった方にお返しが出来なかった時、僕は次の世代にもらった恩を受け渡すようにしたいと思います。

それが、助けてくれた方への恩返しになればいいなぁと思うからです。

人は必ず亡くなります。僕もいずれ死ぬでしょう。

僕が死んだとき、この方がしてくれたように助けや思いを受け継いでくれるでしょうか。

まだ出来ないと思います。

この方が僕に渡してくれたように、次に僕が渡せるように頑張りたいと思います。

それまで、一生懸命生きようと思います。

死亡カルテが与えてくれるきっかけは、人が与えてくれた恩がめぐってくれるきっかけになるのです。おわり。