交通事故でのむちうち症状の特徴
交通事故でのむちうちの症状の特徴には3つあります。
- 痛み・だるさ・筋肉の突っ張り・シビレ・頭痛などの症状
- 症状は増減を繰り返しながら長期間続く
- 稀にめまい・耳鳴りなどの症状
痛み・だるさ・筋肉の突っ張り・シビレ・頭痛などの症状
交通事故によるむちうちには痛み以外にも様々な症状があります。
痛みを含めたすべての症状は交通事故の状況の他にも、生活習慣や性別、年齢などの様々な要因が影響します。
日ごろからスポーツや力仕事をしている方と運動不足でデスクワークばかりの方では症状が変わってくることは想像できますが、体が丈夫だからといって症状が軽いわけではありません。
それは交通事故の時に体が準備できていない状態に衝撃が加わることが要因の一つです。
衝撃がくるとわかっていると、人間の体はグッと力が入り、防御姿勢をとり出来るだけケガをしないようにします。受け身をとるわけですね。
受け身を取れないことが多い交通事故では、体へのダメージが強いことが多いのです。
症状は増減を繰り返しながら長期間続く
むちうちとは筋肉や関節・軟骨などの損傷です。
大きな損傷になることは少なく、微小な損傷になることが多いため、出血をせず完治までに時間がかかることが少なくありません。
むちうちの長引く理由について詳しくはこちら
そのため、一時的に症状が軽減しても、完全に治りきっていないことが多く、負担がかかるとまた症状が強くなることを繰り返します。
稀にめまい・耳鳴りなどの症状
痛みやシビレ、筋肉の基本症状の他に時々耳鳴りやめまいなどの症状が出現することがあります。
これは、むちうちの筋肉などの損傷によって、交感神経が刺激され、このような症状が出現すると言われています。
バレ・リュー症候群と言われ慎重な治療が必要です。
バレ・リュー症候群について詳細はこちら
まとめ
むちうちの症状には様々な種類があります。また患者さんによって様々です。治療には患者さん個人に合わせたメニューを組む必要があります。
もし交通事故に合い、むちうちになってしまった場合はしっかりと治療するようにしましょう。