むちうちとレントゲン検査

交通事故での病院

現在発売中の電子書籍「むちうち119番 交通事故の時あわてない話」の一部抜粋です。

むちうち119番 交通事故の時あわてない話
交通事故でケガをすると必ず検査を行います。病院やクリニックで検査を受けることが多いのですが、ほぼ100%の確率でレントゲン検査を行います。

レントゲン検査とは、X線を照射して骨などの組織を写し出します。

むちうちとは筋肉や関節、軟骨などの損傷があり、様々な症状が出現するケガですね。

ですので、そもそもむちうちで損傷する組織はレントゲン検査では写りません。

「レントゲンに異常がなかったから安心」患者様がよく口にするのですが、レントゲン検査で異常がないことは、レントゲン検査で異常が見つからなかっただけで、交通事故による損傷がないわけではありません。

筋肉や靭帯、軟骨の損傷であるむちうちを診るのにレントゲン検査はあまり意味はありません。

ではどうしてレントゲン検査をするのでしょうか。

交通事故のケガでレントゲン検査をするには理由があります。それは骨折を見逃さないために撮ること、もう一つは交通事故のケガの証明のために撮るのです。

 

骨折を見逃さないための検査

交通事故でのケガの大半は骨折のないむちうち損傷ですが、まれに大小の骨折を伴うことがあります。その骨折を見逃さないためにレントゲン検査が必要になってきます。

骨折が見つからない場合は治療としてのレントゲン検査の意味はありません。

 

交通事故のケガの証明のための検査

交通事故の場合、保険や相手側の補償などもかかわってきます。

あなたの症状や病態は、あなただけでなく他の人も客観的にわかる必要があるのです。

骨折はなかったけれども、周囲の筋肉や靭帯に損傷がありますと言ったような証明をするためにもレントゲン検査は必要なのです。